実施時期 / 調査方法 | 2021年10月13日~20日 / インターネット調査(YKK AP調べ) |
対象者 / サンプル数 | 全国の20歳~60代男女 / 1,099人 |
<調査結果の詳細>
“生体認証”を知っている人は約84%、「使ったことがある」「現在も使っている」人は約53% |
生体認証を知っている人は84.3%と、多くの人に認知されていることを確認しました。また、「知っている」と回答した人のうち、「使ったことがある」もしくは「現在も使っている」と回答した人は53.4%となり、生体認証の認知度は高く、生活の中で身近な技術になっていることが分かりました。
“生体認証”を「使ったことがある」または「現在も使っている」人のうち、“顔認証”を「使ったことがある」「現在も使っている」人は65% |
生体認証を「使ったことがある」または「現在も使っている」と回答した人の中で、顔認証を一度でも使用した経験がある人は65.0%と過半数以上いることが分かりました。過去に使ったことがある人(21.2%)は、空港の審査場や、ホテル、エンターテインメント施設の入館・入場システムなどでの利用経験があることが考えられます。また、現在使っている人(43.8%)は、スマートフォンやPCのロック解除や、オフィス入館時などで日常的に利用されているものと思われ、顔認証が生活の中で身近な技術になってきていることを確認しました。
自宅の玄関扉(ドアや引戸)の「カギの施錠や解錠」機能として、顔認証に魅力的を感じる人は約52% |
自宅の玄関扉のカギの施解錠機能として、従来の“カギ(手動錠)”以外への意識を調査したところ、「とても魅力的」または「魅力的」と回答した人の割合は、指紋認証や顔認証など“モノ”を使わない生体認証の方が、カードやリモコンなどの“モノ”を使うカギの施解錠機能よりも高い結果に。また、生体認証として浸透している指紋認証(57.9%)に次いで、顔認証が52.1%と2番目に多く、玄関扉のカギとして人の顔を照合して識別する技術に魅力を感じる人が過半数以上いることが分かりました。また、玄関扉のカギの開け閉め(施解錠)における困りごとを調査したところ、「大きな荷物を持ちながらのカギの施解錠」や「郵便物や手荷物で手が埋まっている時のカギの施解錠」に手間取ったという項目に、特に多くの共感が集まりました。顔認証であれば、荷物や郵便物で手がふさがっている時でも、カギの開け閉めができるようになるほか、カバンの中にあるカギを探したり、夜など暗い時にカギ穴を探したりすることに手間取ることもなく、その利便性に魅力を感じる人が多いと考えられます。
玄関扉のカギとして“顔認証”の一番の魅力は「セキュリティ面で安心」 |
<スマートドアとは>
電気錠の機能をドアハンドルに一体化した「スマートコントロールキー」を標準搭載した玄関ドアです。2012年に発売以来、年々販売数量を伸ばし、2021年5月時点で、YKK APの玄関ドア全体に対する販売構成比は68%と、YKK APの玄関ドアの主流となっています。今回、新たに「顔認証キー」が加わり、「スマートコントロールキー」はICタグキーで施解錠が行える「ピタットキー」と、リモコンキーで施解錠が行える「ポケットキー」の全3種類のキーラインアップ(※2)となりました。代表シリーズ「断熱玄関ドア『ヴェナート D30』」から発売し、他シリーズの玄関ドア・引戸にも順次、展開を進めてまいります。※2:「顔認証キー」をご選択いただいた場合、ICタグキーやリモコンキーによる施解錠も可能となります。<「顔認証キー」の仕様>
●室外側ユニット内の2つの内蔵カメラによって顔を立体的に捉える生体認証(3D認証)の技術を採用しており、顔のダミーや写真による不正解錠を防止します。●赤外線カメラで夜間でも認証可能。●顔の登録は最大20人まで登録可能です。●顔認証機能と人感センサーをセンサーユニットとして一体化させ、施解錠までストレスのない作動スピードを実現しました。●センサーユニットのドアへの取り付け高さは、大人から子どもの背の高さまでの認証を可能とする130cmに設定しました。