日本ドライケミカル㈱と共同で、消火器の使用検知・管理ソリューションを開発 -高鍋町役場でシステム実証稼働開始-

エイムネクスト株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:清 威人)と日本ドライケミカル株式会社(本社:東京都北区/代表取締役社長:遠山 榮一)は、共同で、地域防災向け消火器の使用検知・管理ソリューションを開発しました。

地域防災向け消火器の使用検知・管理ソリューションは、消防設備設置と管理の義務がある施設の利用者/管理者/保守点検事業者を対象に、

 ・消火器の使用検知と、関係者への異常アラート通知

 ・消火器の点検実施状況検知による、保守管理及び点検漏れアラート通知

 ・消火器の保守点点検業務のサポート

といった機能を提供します。

消火器の使用検知、点検実施状況検知は、消火器の格納箱に、省電力IoTセンサー(EnOceanⓇ920Mhz帯及びモノワイヤレス2.4GHz帯)を取り付けることで実現しています。

このソリューションの特徴は、

①施設関係者への消火器の異常アラート通知機能の提供

格納箱の開閉による異常アラートを場所で特定し通知する機能により、火災発生また消火器へのいたずらなどの可能性を、早期に関係者に通知可能

②省電力IoT機器を活用することによる保守コストの低減

EnOceanⓇはエネルギーハーベスティング、またモノワイヤレスも、非常に省電力で発信可能なIoT機器であり、電池交換や製品交換などの業務を省力化可能

③施設管理者また消防設備保守点検業者の、管理及び保守点検業務にも対応

一定規模以上施設で実施する消火器点検記録機能と、消防設備保守点検業者の保守施設管理機能も提供

となります。

日本ドライケミカル㈱と共同で、消火器の使用検知・管理ソリューションを開発 -高鍋町役場でシステム実証稼働開始-

エイムネクストは、2019年に宮崎県児湯郡高鍋町と包括連携協定を締結し、高鍋町で地域IoTプラットフォームを構築。地域のニーズに基づいた、スマートタウンアプリケーション開発を進めてきています。日本ドライケミカルは総合防災企業として、各種防災設備の設計・施工から消火器、消防自動車の製造・販売等を行なっております。

当アプリケーションの開発にあたっては、エイムネクストがシステム及びハードウェア開発を担当し、日本ドライケミカルが、総合防災メーカーとして、地域防災における安心・安全へのソリューション提言を行うとともに、開発費への協賛、またIoTセンサーを取り付ける格納箱及び消火器を高鍋町役場へ寄贈しております。

2022年1月より高鍋町役場にて消火器の使用検知・管理ソリューションのシステム実証稼働を開始しました。その後、機能拡張も行いながら高鍋町内の他施設への展開を目指すとともに、自主防災組織との連携についても進めていく予定です。

■エイムネクスト プロフィール

2001年10月に設立したエイムネクストは、コンサルティング、ソフトウェアエンジニアリング、ビジネスアプリケーションや組込みソフトウェアの設計・開発、人材育成、顧客企業と共同での新規事業立ち上げ等の幅広いサービスを提供しています。また、IoT 分野では世界に先駆け「スマートファクトリー」を 2008 年に提唱(スマートファクトリーはエイムネクストの登録商標です)

IoT/スマートタウン構築サービスURL

https://www.aimnext.co.jp/service/regional-IoT-platform.html

社 名 : エイムネクスト株式会社 (AIMNEXT Inc.)

代表者 : 代表取締役 清 威人

所在地 : 〒105-0014 東京都港区芝1-10-13 芝日景有楽ビル7F

URL : https://www.aimnext.co.jp/

■日本ドライケミカル プロフィール

1955年4月に消火器の製造からスタートし、65年を超える歴史のなかで消火設備、消防自動車、自動火災報知設備の分野へと事業領域を拡大し続け、お客様の防災にかかわるすべてのニーズにワンストップでお応えする総合防災へと発展してまいりました。

今後も、世の中に真の安心・安全を提供するため、従来の発想にとらわれない独自の防災製品・防災システムの開発に注力しております。

社 名 : 日本ドライケミカル株式会社 (Nippon Dry-Chemical CO., LTD.)

代表者 : 代表取締役社長 遠山 榮一

所在地 : 〒114-0014 東京都北区田端6-1-1 田端ASUKAタワー 18階

URL : https://www.ndc-group.co.jp/