Nest Camがやってきた Google純正のセキュリティカメラ、わが家をどう守ってくれる?:Googleさん(1/3 ページ)

 Googleのスマートカメラ「Nest Cam」とドアベル「Nest Doorbell」がついに日本にやってきます。ついに、というのは、Googleさんが2014年にNestを買収し、同年Dropcamを買収したころから、日本でもセキュリティカメラ(=スマートカメラ)を早く売らないかな、と思っていたからです。

 2019年までは、一人暮らしの母の見守り用に、切実に欲しかった。でも、うちの近くの介護付き老人ホームに入ってもらっちゃったので、必要なくなりました(個室でも見守りカメラ設置は原則お断りだし)。

Nest Camがやってきた Google純正のセキュリティカメラ、わが家をどう守ってくれる?:Googleさん(1/3 ページ)

 とはいえ、2016年に実家にPlanexのスマカメ(当時の購入価格は約1万7000円)を設置した経験があるので、Nest Camを使ってみた感想を少しは言えるかなと思い、Googleさんから「Google Nest Cam(屋内、屋外対応/バッテリー式)」(以下、単に「Nest Cam」と呼びます)をお借りしました。ついでという感じで「Google Nest Doorbell」(以下「Doorbell」)も貸していただきましたが、これについてはまたの機会にご紹介します。

「Google Nest Doorbell」と「Google Nest Cam(屋内、屋外対応/バッテリー式)」の箱

 うちは分譲マンションで庭もないですが、昔バルコニー側から泥棒に入られたことがあったので、Nest Camをバルコニーに設置することにしました。

 マンション敷地内の駐車場にいる車を見守りたいとも思いました(ドライブレコーダー搭載していないので)が、アクセスできるWi-Fiがあるところじゃないと使えず、うちのWi-Fiはそこまでは届かないので断念です。

 Nest Camの箱の中はこんな感じです。Googleのハードウェアはみな、マニュアルがほとんどないですが、これもペラ紙だけ。でも、設定するスマートフォン(私はPixel 5ですがiPhoneでもOK)に「Google Home」アプリをインストールしてあれば、マニュアルなしで画面の指示通りに進んでいくことで設定できます。

Nest Cam開封。箱の中の黒い輪は、金属ではない壁に設置するためのアダプターです強力な磁石でくっつく1|2|3次のページへ