「カセットガスストーブ」おすすめ5選 手軽に暖かく、どこにでも持ち運べる!【2022年最新版】

持ち運びやすいのがメリット

「カセットガスストーブ」おすすめ5選 手軽に暖かく、どこにでも持ち運べる!【2022年最新版】

 「カセットガスストーブ」は、カセットコンロなどに使うのと同じカセットガスボンベをセットして使う暖房器具です。電気や灯油などを使う暖房器具と比べ、手軽で持ち運びが簡単なのがメリット。キャンプなどアウトドアで使えるものもあり、防災用としても役立ちます。【写真】おしゃれなデザインが人気「センゴクアラジン」のストーブ ここでは、簡単に暖を取れるカセットガスストーブのメリットやチェックポイント、おすすめ商品を紹介します。

カセットガスストーブ:取り扱いが簡単、手軽に持ち運べる

 カセットガスストーブは、カセットコンロなどでおなじみの、液化したLPガスが入っているカセットガスボンベ(CB缶)を使い、ガスを燃焼させることで暖める暖房器具です。 簡単に入手できて取り扱いが簡単なカセットガスボンベをセットするだけですぐに使うことができます。コンパクトかつ軽量なものも多く、コードレスなので持ち運びも容易です。配管が必要なガスストーブや、給油が必要な石油ストーブ、コンセントにつなぐ必要がある電気ストーブなどに比べ、持ち運びやすく手軽に使えるのが特徴です。 ただ、1本のカセットガスボンベで暖房できる時間は数時間程度。本格的に使うとカセットガスボンベの交換の手間がかかり、ランニングコストもかかります。メインの暖房器具として使うというより、風呂場やトイレ、リビングの足元など、スポット的に温めたい場所にさっと運んで気軽に使うといった用途に向いています。 また、注意しておきたいのは低温に弱いこと。カセットガスストーブを販売するイワタニによると、カセットボンベ(ブタンガス)の特性により、気温が10度を下回ると気化しにくくなり、5度以下になるとほとんど気化しなくなるため、使用できないとしています。アウトドアなどでも使えるようにするため、ガスの成分を変更することで低温への対応を強化したガスボンベもあります。

カセットガスストーブ:性能や安全性もチェック

・出力や方式は用途によってチェック カセットガスストーブの性能は「最大発熱量」(kW)で表され、大きいほど暖房能力は強くなり、より広い部屋を温めることができますが、1本のカセットガスボンベで使える連続燃焼時間は短くなります。 また、ストーブは「反射式」と「対流式」に大きく分けることができます。反射式は燃焼部の周囲に配置した反射板からの輻射熱で暖める方式で、正面を素早く暖めることができます。対流式は円筒形で、暖めた空気が上昇する対流によって部屋全体を暖房するのに向いています。 冷たい足元などですぐに使いたいなら反射式、部屋を暖めたいなら対流式と、使用シーンによって選ぶとよいでしょう。・安全装置もチェック 「屋内用」「屋外用」の違い 「屋内用」と表示されているカセットガスストーブには「転倒防止装置」「立ち消え安全装置」「不完全燃焼防止装置」の装備が法的に義務付けられており、転倒による火災や一酸化炭素中毒などの事故を防止しています。 「屋外用」ストーブには不完全燃焼防止装置が義務付けられておらず、屋内では使用できません。また「屋外用」ストーブは、安全性が確認されていることを示す「PSLPGマーク」が本体に貼付されたものでなければ、2020年6月1日以降は販売が禁止されています。ショッピングサイトなどで安価な海外製品が販売されていることもありますが、こうした安全装置や安全基準についてもチェックしましょう。 また、過去には、屋外用カセットガスストーブをテント内で使用したことで一酸化炭素(CO)中毒による死亡事故も起きています。イワタニは「テントのような狭い密閉された空間で、燃焼器具を使用されますと、酸欠や一酸化炭素中毒で死亡など重大事故となるおそれがありますので、絶対におやめください。(屋内用・屋外用を問わずご使用できません)」と呼び掛けています。 手軽で便利なカセットガスストーブですが、メーカーの指示をよく読み、安全に使用しましょう。

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