ジュピターテレコムが、2021年8月25日からMVNOサービス「J:COM MOBILE」で5Gサービスを提供する。月額料金は据え置きで、SIMの交換も不要で利用できる。KDDIが提供する5Gのエリアで通信ができる。
5G対応端末として、シャープ製の「AQUOS sense5G」を投入する。カラーはブラックとオリーブシルバーを用意する。AQUOS sense5Gは超広角と望遠を含む3眼カメラや、4570mAhのバッテリーを特徴としている。
8月25日からJ:COM MOBILEで5Gサービスを提供する対応機種の「AQUOS sense5G」ジュピターテレコムは、2021年7月から社名を「株式会社ジュピターテレコム」から「JCOM株式会社」に変更する。同社は2021年度〜2024年度の新中期経営計画を策定し、ブランドメッセージとして「あたらしいを、あたりまえに」を策定。これを実現すべく、「新事業の探索」と「既存事業の深化」を軸として事業を展開する。
これまではテレビが中心だったJ:COMのプラットフォームを高度化させ、通販、インターネット、ホームIoT、モバイル、保険など、多方面のサービスがJ:COM パーソナルIDでつながるエコシステムを構築する。J:COM MOBILEも、その一環で提供するサービスとなる。
J:COM パーソナルIDを起点に、テレビ以外のサービスも強化するJ:COM TVはSTB(セットトップボックス)としてさまざまな映像サービスを提供することに加え、多様なアプリを対応させることで、オンライン診療など新たなサービスも提供する。新規事業の「J:COM HOME」では、配送会社や不動産向けに「スマートロック」を本格提供する。自動調理機器レンタルと献立提案アプリを組み合わせた月額制サービス「J:COM HOME KITCHEN」、少額短期保険「J:COMほけん」、地域の移動課題を解決する従業員向けライドシェア「J:COM MaaS」も提供する。