【中部】米軍普天間飛行場所属の輸送機MV22オスプレイが23日夜、宜野湾市野嵩の民家敷地内にステンレス製の水筒を落下させた事故を巡り、落下の瞬間を捉えた防犯ビデオを確認した宜野湾市の伊波一男市議が25日、落下の瞬間を証言した。伊波市議によると、水筒は落下の衝撃で破損し、大量の水しぶきを上げながら壁に激突した。破裂の勢いは「人間の手ではできない力」だったという。「車に当たれば屋根が貫通するのではないか」と様子を指摘した。 公明党県本の上原章幹事長や伊波市議らは25日、嘉手納町の沖縄防衛局を訪ね、小野功雄局長に抗議文を手渡した。その際に説明した伊波市議によると、防犯ビデオに落下の瞬間が映っていたのは23日午後6時39分。同日午後11時ごろに帰宅した住民が水筒を見つけて捨てようとしたところ、水筒から「大量の水」が出てきたため、不審に思って旧知の伊波市議に連絡したという。 伊波市議はステンレス製の水筒に大量の水が入っていた可能性を指摘し「人に当たって死んでいたら、基地撤去運動に火が付く」と抗議した。 公明党県本はこの日、米側からの情報提供がなく、宜野湾市の問い合わせを契機に事故が発覚した点も指摘した。 小野局長は「当然に米側からわれわれに情報提供があってしかるべきだ。引き続き迅速な情報提供を求めていく」と説明した。
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どう閉鎖防犯カメラ