3月18日（金）20時0分 lifehacker
スマートホームは、玄関に入ると照明が点灯するように設定したり、職場を出たことをサーモスタットが感知すると冷房が入るようにプログラムできます。しかし、こうしたスマートデバイスの設定は、家にいるときだけでなく、外出先からでもできることは、あまり知られていません。1、2週間休暇を取っている間は、スマートホームを操作できないと思う必要はありません。ここでは、出発前にしたほうがいいことについてご説明します。1. スマートアラームクロックをオフにするこれは私もうっかり忘れてしまったことがあります。多くの人が毎日の目覚ましにスマホを使っていて、旅行や休暇のときもスマホを携帯します。しかし、スマートスピーカーやスマートアラームは、旅に出る前にアラームをオフにすることを忘れがちです。私は10年以上iPhoneを目覚ましとして使っていましたが、Hatchのスマートアラームクロックを買ってから2カ月足らずで、休暇に出かける前にアラームを切るのを忘れてしまいました。幸い、この時計はWi-Fiに対応しているので、思い出したときにスマホからアラームをオフにすることができましたが（詳しくは後述します）、事前にアプリからアラームをオフにして余計な手間を省きましょう。2. サーモスタットの適温設定を維持する暑い夏や寒い冬など、極端な気温の季節に旅に出る場合は、サーモスタット（スマートサーモであろうとなかろうと）をオンにしておくことをお勧めします。もちろん、家にいるときと同じ温度にする必要はなく（そんなことをしたらお金と資源の無駄です）、家が極端に寒くなったり暑くなったりすることがないようにするだけです。ネットでは適温に関してさまざまなアドバイスが見られますが、一般的に、60℉（約15℃）を下回ったり、80℉（約27℃）を超えるような温度が長時間続かないようにしましょう。3. 夜間に点灯するスマートライトをいくつか設定する休暇で家を留守にする間は、24時間照明をつけっぱなしにしておきたくはないでしょう。しかし、夜間に1つか2つ明かりを点けておくことは、セキュリティ対策として有効です。スマートライトによって使用するスマートホームアプリは異なりますが、たいていは、特定の間隔で照明を点灯・消灯するオートメーションを作成することができます。たとえば、休暇中に照明が点かないことに誰も気づかないようにしたいなら、午後11時から午前5時の間にさまざまな部屋の照明を点灯・消灯するように設定できます。これができるのは、スマートライトだけではありません。スマートテレビにタイマーをセットすれば、深夜番組を見ているように見せかけることができます。4. スマートロックを設定しハウスシッターとスマートキーを共有する通常、音声やアプリで施錠できますが、多くのスマートロックはドアを閉めると自動的に施錠できます。自分のスマートロックにその機能があるかどうか確認し、旅に出る前に有効にしておきましょう。信頼できる家族や友人が家に立ち寄って、植木の水やりやペットの散歩、夜間の見守りをしてくれるなら、スマートキーを共有すれば簡単に解錠できるようになります。5. 忘れた設定は外出先からスマホで解決するスマートホームにすると、外出先から設定ができます。以前なら、「電気は消したっけ」「コンロの火を消したかな」などと心配したものでした。スマートコンロはまだあまり市場に出回っていませんが、他の多くのスマートデバイスは、どこからでもスマホで完全にコントロールできます。スマートエアコンをオフにするのを忘れたら、外出先からリモートでスイッチを切れますし、鍵をかけたかどうかわからないときは、スマホでボタンをタップするだけで施錠できます。アプリでスマホにつながるスマートデバイスなら、どこからでもコントロールできるので、出かける前の準備にそれほど気を使う必要はありません。もちろん、こうしたデバイスはインターネットに接続されたままでないと動作しません。つまり、インターネットと接続しておく必要があります。6. 留守中もWifiは必ずオンにしておく旅行の期間によっては、ルーターやモデムをシャットダウンしたくなるかもしれません。留守中に不要な電力を消費したくないからです。しかし、スマートホームにすると、Wifiでどのデバイスも操作できるようになるので、電力が必要です。以前私もしてしまっていたのですが、留守中Wifiをオフにすると、スマートホームとすべてのデバイスから切り離されてしまいます。事前に必要なことをすべて済ませたという確信が持てるならそれほど問題はありませんが、もし何かし忘れてしまったら、留守中はデバイスと通信する手段がなくなってしまいます。注意しましょう。Source: Hatch関連記事（外部サイト）
