AlpineF#1Statusアンバサダーのケミストリー川畑(向かって右)とハルトン社町井社長(東京オートサロン2022)
アルパインニューズとHALTON(ハルトン)は、UVGI=紫外線殺菌技術搭載の低風速・整流ユニットを、トヨタのミニバン、『アルファード』専用品として共同開発し、東京オートサロン2022で参考出品として発表した。関連画像を見るアルパングループのアルパインニューズ社は、カスタマイズカーをはじめとした車両企画・開発・販売とカーライフに対するマーケティングの強化を目的として活動する。いっぽうHALTONは、感染対策用・UVGI搭載の空気清浄機『Sentinel』を販売、屋内空気質環境の分野をリードするハルトングループの日本法人だ。HALTONは、これまでにSentinelで培った屋内用空気質分野の技術を転用、空気殺菌・空気清浄機メーカーとしてのノウハウを活かした殺菌・低風速・整流ユニットを、アルファード向けに開発設計した。そして、アルファードのコンプリートカー数多く制作・販売しているアルパインニューズが、ユニットのインストールを担当した。アルファード向けユニットは、エアコン口から吹き出す空気へUV-C(波長254nm)の殺菌線を短時間・高出力に照射し殺菌、清潔な空気を車室内全体に行き渡らせる。アルファード専用設計としたことで、機能美を伴った装着感を実現した。ノイズになりにくい静音・低風速設計により、エアコンによる不快感を改善した。UV-Cランプの青い反射光を利用し、室内空間を演出している。ユニットは、高級カーオーディオ「AlpineF#1Status(アルパインエフナンバーワンステータス)」を搭載した「アルファード・エグゼクティブラウンジ」の後席エアコン部分ににインストールされた。世界最高級スペックのカーオディオで音楽を楽しむ空間において、「空気の質」を高めることで、より安心安全で快適な車室内を作る。なお本製品がインストールされた車両は、AlpineF#1Statusフルコンプリートアルファードの国内納車第1号となる。東京オートサロン2022では「アルパインスタイル」のスペースに置かれた。
レスポンス 高木啓