クラウドサービスの「Zoho」、“圧倒的に使いやすい”ノートブックアプリを公開

ちょっとしたメモやノートなど、情報を整理してまとめるアプリは「Evernote」「OneNote」「Google Keep」「MetaMoJi」など、いろいろあるが、機能が多すぎたり、逆に少なすぎたりで、なかなか使いやすいアプリは少ない。今回クラウドサービス群「Zoho」を提供するゾーホージャパンが、ノートブックアプリ「Zoho Notebook」の提供を6月より開始したが、シンプルかつ“情報整理”という点で、かなり使いやすいアプリに仕上がっている。基本はテキストを入力し、それをメモ単位で保存していく方式だが、音声や写真も、「ノートカード」(メモ)として保存可能。一度保存してしまえば、あとはドラッグ操作で、並び替えもできるし、1つのノートにまとめることもできる。この反応が分かりやすく、軽快に仕上がっているのが特徴だ。ノートカードはグリッド形式とリスト形式で表示でき、背景色も自由に設定可能。カバーデザインも20以上が用意されている。またクラウドを通じて、デバイス間で自動的にノートの内容は同期される。またノートカードの1つとして「チェックリスト」を作ることも可能となっており、タスク管理も可能。もちろんノートの内容の検索にも対応している。とくにiOS版では、3D Touchにて新規ノート作成ができるほか、Apple Watchにも対応し、音声メモや最近作成したノートへアクセス可能となっている。Zohoのチーフエバンジェリストであるラジュ・ベゲスナ氏は、「単なるノートアプリを作るのは簡単ですが、ユーザーが驚くほど便利だと感じるノートアプリは、簡単には作れません。私たちは最高のノートアプリを作りたいという情熱と、ノートアプリの中でもっとも便利だとユーザーが評価するアプリの開発にこだわりました」とのコメントを寄せているが、非常に練られたアプリに仕上がっているといえるだろう。

クラウドサービスの「Zoho」、“圧倒的に使いやすい”ノートブックアプリを公開