決済機能の有効期限は4年間だが、解錠機能には期限なし
EVERINGは、スマートリング「EVERING(エブリング)」とスマートロックとの連携を開始したと発表した。
スマートリング「EVERING」は、2021年10月に一般販売が開始された、Visaのタッチ決済に対応したプリペイド型スマートリング。事前にクレジットカードを登録して、アプリを使ってチャージをすることで、⽇々の決済時に利用できる。
対応クレジットカードブランドはVisa、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS。有効期間は4年間となる。
これまで「EVERING」に実装されていたのはこの決済機能のみだったが、今回新たにスマートロックとの連携を開始。これにより、対応したスマートロックと連携することで、指輪をかざすだけで、ドアのカギを解錠することが可能となった。
対応するのはビットキーのスマートロック「bitlock MINI」で、開け方を拡張するアイテム「bitreader+」も必要。どちらも工事が不要で簡単に取り付けることができ、ビットキーが提供する「homehubアプリ」でデバイス登録をすれば、すぐに利用が開始できる。
決済機能の有効期限は4年間だが、解錠機能に有効期限はないため、ずっと利用することができる。
「bitlock MINI」
「bitreader+」
「EVERING」の価格は19,800円。サイズは18種類。カラーはブラック、ホワイトの2色を用意する。
また、「bitlock MINI」「bitreader+」に加え、スマートロックの遠隔操作・解施錠通知を可能にする「bitlink」の3点をセットにした、EVERING限定の特別プランを用意。最低契約期間は2年間で、価格は1年目が23,920円、2年目以降が5,980円。
なお、「EVERING」本体はセットに含まれていないので注意しよう。
リングさえ身に着けていれば、両手がふさがっている時などでもスマートに解錠できるうえ、施錠はオートロックのため安心感も得ることができるので、導入すればより快適な毎日を送ることができそうだ。
関連情報https://evering.jp/
構成/立原尚子