新しいものづくりがわかるメディア スイッチサイエンスが、深度と色を取得可能なAIカメラ「OAK-D-LITE OpenCV DepthAIカメラ」を発売

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スイッチサイエンスは2022年1月12日、「OAK-D-LITE OpenCV DepthAIカメラ」の販売を開始した。

新しいものづくりがわかるメディア スイッチサイエンスが、深度と色を取得可能なAIカメラ「OAK-D-LITE OpenCV DepthAIカメラ」を発売

同製品はニューラルネットワークを動作させながら、搭載したステレオカメラ2基と4Kカメラ1基を通して、深度情報と色情報を取得できるAIカメラだ。

撮影対象に対して動的に焦点を合わせられる自動焦点版と、固定焦点版の2種類をラインアップ。自動焦点は主に本製品から30cm以内の対象に対し有効だ。振動が大きい用途(ドローンやサスペンションなしのバイクなど)には固定焦点版を推奨している。

リアルタイムバックグラウンド演算により動きの予測が可能。H.264/H.265エンコーディングに対応しており(4Kビデオで、1秒当たり3.125MB)、Raspberry Pi Zeroにも対応しており、4K/30fpsで録画可能だ。

メインカメラとしてSony IMX214(FOV:81.3DFOV°、F値:2.2±5%)、ステレオカメラにはOmniVision OV725(FOV:85.6DFOV° 72.9HFOV° 57.7VOFV°、F値:2.2、レンズサイズ:1/7.5インチ)をそれぞれ採用している。

電源はUSB Type-C経由で供給し、消費電力はスタンバイ時0.6W、depthai_demo.py実行時4W、最大時で4.5Wほど。なお、ビデオエンコーダやニューラルネットワークを実行時は電力スパイク(2W)が発生する可能性がある。価格は自動焦点版と固定焦点版、どちらも1万8854円(税込)だ。

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