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これは、防犯カメラが捉えた窃盗事件の一部始終です。ガラス扉の向こうに２人組の足元が見えます。するとー犯人たちが窓ガラスを破壊しています。店内に侵入した犯人たちは、帽子やフードをかぶりマスクで顔を隠しています。この映像が撮影されたのは、福岡市中央区赤坂にある酒の買取り店。店内には一本数千円から、高いものでは数百万円もする酒が並んでいます。◆お酒買取専門店ＤＥゴザル 福岡本店 栗田裕紀店長「この窓ガラスを割って、そのあとにこのテーブルに乗って、酒を物色した」改めて防犯カメラ映像をみると、犯人２人組が店に現れたのは、１日午前５時前のこと。道路に車が行き交う中、大胆にも犯行に及びました。先に店内に侵入した一人がテーブルにあがり、酒が並ぶ棚を物色し始めました。ところがー店側は、こういった事態を想定して高額な酒は置かず、空き箱を並べていたのです。◆お酒買取専門店ＤＥゴザル 福岡本店 栗田裕紀店長「一人目は真っ先にこの棚を狙った。こちらにあるのが中国酒。中身は入ってないが、入っていれば３０～５０万はする価値のもの」◆犯人「空箱や」店側の防犯対策に、出し抜かれた形の犯人たち。店内には警備会社の防犯アラームが響き渡り、犯人たちは焦っている様子です。しかし、なおも犯人は別の酒に手を伸ばします。その先にあったのは…◆お酒買取専門店ＤＥゴザル 福岡本店 栗田裕紀店長「そのあと、上の棚だが、響とか山崎、金額が高いものをこの辺りを触っていて、響３０年で今相場で９０万円くらい。山崎２５年になると１５０万円くらいになる」犯人が手を伸ばしたのは、国内外で人気が高く、入手が困難なジャパニーズウィスキー。しかし、この酒もー◆お酒買取専門店ＤＥゴザル 福岡本店 栗田裕紀店長「ボトル中身はおいてなくて、ディスプレーで空箱を置いている」またしても当てが外れた犯人。そして、犯人たちは焦るように、棚の下側にあった１本およそ８万円の「ヘネシー」２本を盗んで逃走しました。犯行時間は、およそ１分ほど。一瞬のことでした。◆お酒買取専門店ＤＥゴザル 福岡本店 栗田裕紀店長「ネットオークションに出したり、転売目的だと思う」店側は被害届を提出していて、警察は窃盗事件として捜査しています。
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