第634回:こんなカーライフがあったのか! ホンダ車中泊用アクセサリーのすすめ 【エディターから一言】

車中泊に役立つ純正アクセサリーをフル装備した「ホンダN-VAN」と。どんなアイテムが見られるかは、リポートを読んでのお楽しみ!
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クルマのオプション&アクセサリーといえば、カーナビ? それともエアロ? ホンダアクセスが開発したさまざまなアイテムは、「使って泊まれる道具」としてのクルマの魅力を飛躍的に高めるものだった。

第634回:こんなカーライフがあったのか! ホンダ車中泊用アクセサリーのすすめ 【エディターから一言】

助手席側のBピラーを持たない「ホンダN-VAN」。側方の大開口(幅1580mm×高さ1230mm)のおかげで荷物の積み下ろしが容易になっている。
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ソロキャンプで使う遊び道具を詰め込んだ「N-VAN」の車内。自転車はテールゲートからも助手席側ドアからも簡単に降ろすことができる。自転車を固定するタイダウンベルトは6050円の純正オプション。
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幅74cm、耐荷重4kgの「テールゲートバー」(9900円)は、バックドアをはね上げた際にタオルやハンガーなどを掛けるのに適している。
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運転席だけを残し、広くフラットな床面がつくり出せる「N-VAN」。防汚性に優れる「ラゲッジマット」(オプション)を装着したまま、さまざまなシートアレンジができる。
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世は“おひとりさま”ブームだが、旅する人のマインドとしてはとうの昔から「ひとり旅がいいよね」となっている。そのよさは、夜更けにレイトショーをひとりで見に行く感覚に近いのかも。見終わったあとに、無理して“いい感想”を口にする必要なんかないもんね……ひとりぼっちだから(笑)! もしそれが胸を熱くしてくれるようなアタリの映画(体験)だったら、なおさらおひとりさまがいいかもしれない。そう、沈黙というのはぜいたくなものなのだ。

そんなリッチな沈黙を、痛快なくらいに貫けるレジャーがいま注目を集めている。それはテント泊や車中泊を中心としたソロのキャンプステイだ。特にオートキャンプは、コロナ禍も要因となって話題に上ることが多く、高額なキャンピングカーの売れ行きもいいらしい。

クルマにキャンプ用品を積んでキャンプサイトを目指すオートキャンプ。それは家族や仲間と行ってももちろん楽しいが、ひとりで行ってもまたずいぶん愉快だという。いや、どちらかというと「ひとりで行ってこそ楽しめる!」の声が、最近の筆者には大きく聞こえてくる。たしかにソロキャンプがこんなにはやっていること自体、前代未聞だ。

そんな「ソロキャンプ楽しんでいます!」「ソロキャンプやってみたいな!」の両派にこそおすすめしたいクルマを、千葉の牧場で見つけてしまった。ホンダのスペシャルな外泊マシン、軽自動車「ホンダN-VAN」の車中泊仕様だ。