まずは「スマート扇風機 2S」の概要をご紹介。使用雑感などを交え、写真と説明文で見ていきましょう。
「スマート扇風機 2S」の本体サイズは約340×330×960mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約3.5kg、消費電力は最大25W。ファンに7枚羽根を採用し、より枚数の少ない羽根と比べて空気を滑らかに送り出すことができます。DCモーターを採用し、繊細で自然な気流を再現した送風モードも使用可能オフィスチェアと並べた様子。腰高といった印象の扇風機です。写真の状態で、扇風機のファン中央がオフィスチェアの肘掛けとだいたい同じ高さになります。高さ調節には非対応操作はファン後方のモーター部にある2つのボタンで行ないます。扇風機に付き物の専用リモコンといったものはありません。後述しますが、スマートフォンと接続して専用アプリで操作すると非常に快適に使えます左右の自動首振りは120度の範囲で可能正面自動首振り停止中は、もちろん好みの角度で向きを変えられます。角度変更時の抵抗感は少なく、非常にスムーズに角度を設定できます上下方向は手動で角度を設定できます正面上下調節の角度は公表されていませんが、60度くらいの範囲だと思われます2電源方式で、屋内のACアウトレットに電源コード接続しても、電源コードを外して内蔵バッテリーを使っても稼働します充電時間は4時間で、満充電からの最大稼働時間は20時間(自然風モードレベル1の場合)実際に使ってみての印象は、まず静音性が高いこと。この扇風機の風量は1~4の4段階ですが、1~2くらいまでなら十分静か。1だとほぼ音が聞こえないというイメージです。
送風は、一定の強さで風を送り出す強風モードと、自然の風を再現した自然風モードがありますが、どちらのモードも同様の静音性です。
個人的には、風量1~2くらいで自然風モードを使うのが好み。自分にだけ風を当てて使うような場合は、かなり暑さを感じる状況でも、風量1~2の自然風モードなら風量十分で、自然の風に近い送風感で、静音でファン音が気になりません。
どこにでも気軽に移動できるので、例えば一時的に外の空気を部屋に送り込むような用途にも使えます。風のない日に窓際に置いて部屋を換気したりできて便利♪あとこの「スマート扇風機 2S」、写真での説明にもあるように、専用リモコンの類はありません。本体のたった2つのボタンで操作することになります。使用開始直後は「普通の扇風機のようなリモコンが使えないし、本体後方のボタン2つだけで操作するのって不便じゃない?」と思いました。
ですが、スマートフォンと接続すると専用アプリで様々な操作が可能。一通り使ってみた印象としては、「スマート扇風機 2Sは、スマートフォンからの操作が基本で、場合によっては本体後方のボタンでも操作できる扇風機」という考えに変わりました。
本体のみで単なる扇風機として使うと機能性に物足りなさを感じますが、スマートフォンと接続してIoT扇風機として使うと「あら便利!!!」と何度となく感じられます。