ニュースサマリ:業務プロセスデジタル化を推進するLayerXは3月1日、代表取締役CTOとして松本勇気の就任を公表している。本日付の株主総会および取締役会による選任決議を経たもので、本日から同社は代表取締役CEOの福島良典氏と共同代表体制となる。
経済活動のデジタル化をミッションとする同社は現在、「請求書AIクラウド LayerX INVOICE」によるDX(デジタルトランスフォーメーション)事業、ブロックチェーン技術を活用した不動産・インフラなどのアセットマネジメントを三井物産デジタル・アセットマネジメントと共同で推進するMDM事業、ブロックチェーンや秘匿化技術の技術開発、社会実装などを長期目線で研究開発する「LayerX Labs」の運営を手がけている。
今回共同代表に就任する松本氏はこの内、MDM事業部およびLayerX Labsを管掌することになる。また、これまでCTOとして技術部門を率いた榎本悠介氏は引き続き取締役としてDX事業部を管掌する。
松本勇気氏は東京大学在学時に福島氏らが共同創業したGunosyに入社し、CTOとして技術組織全体を統括した人物で、同社においてLayerXの前身 となるブロックチェーンR&D組織を立ち上げた人物。2018年からはDMMに移籍し、同じくCTOとして技術組織改革に着手した。2019年には日本CTO協会理事に就任している。
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