ニュース 消防が商業施設で救助訓練 高所で宙づりと想定 火災予防を呼びかけ 和歌山市

 12月15日から始まる「年末火災特別警戒」期間を前に、和歌山市消防局が市内の商業施設で消防設備などの点検確認と救助訓練を行いました。 「年末火災特別警戒」は、空気が乾燥し火災が発生しやすい季節に防火の意識を高めてもらおうと、12月15日から31日まで行われます。 年末に人が集まる大型店舗で火災などが発生すると、大きな被害が予想されます。 13日は「イオンモール和歌山」で特別巡視と訓練が行われ、和歌山市北消防署・中芝清之署長ら7人が店内の避難経路の確認や消火設備の点検を行い安全を確認しました。 また屋外では、高所での作業中に宙づりになったとの想定で訓練が行われ、消防隊員ら30人が参加し、巧みにロープを使うなどし救出する実践的な救助訓練と、駐車場で火災が発生したとして放水訓練が行われました。 和歌山市消防局によると、今年は火災による死者が去年と比べ8人多い12人となっていて、師走の時期に市民に改めて防災意識や警戒心を高めていただければと話していました。

最終更新:ABCニュース

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