「自動運転」を社会課題解決に活用。今後、世界で起きうる“地方のモビリティ問題”を「低コスト」な自動運転技術で解決する『Mopi』

プロジェクト概要

弊社は、一人の遠隔オペレーターが複数の自動運転車の運行を監視する遠隔型自動運転技術と、その技術を搭載した低速EV(電気自動車)を用いた自動運転のモビリティサービスの実現に必要な運行システムの開発を行っています。

「自動運転」を社会課題解決に活用。今後、世界で起きうる“地方のモビリティ問題”を「低コスト」な自動運転技術で解決する『Mopi』

昨今のトレンドである「自動運転」ですが、主流であるLiDAR(光による検知と測距)システムや高精細の3Dマップを用いた自動運転技術は非常に高コストです。その技術が目指す人間の介入を必要としないレベル4やレベル5に分類される自動運転は、現段階では社会実装が難しく、近未来の技術となっています。

弊社は、高度な自動運転技術の追求ではなく、自動運転を活用した社会課題の解決に重きを置いており、地域のニーズとマッチした低コストで持続可能なモビリティサービスの提供を目指します。

時速20km以下の低速走行に割り切ることによって、高精度GPSシステムやステレオカメラ、汎用のAIチップなど活用し、レベル3の自動運転システムを安価で実現することを目指します。

また、中国の大手検索企業のUSAの自動運転部門にて自動運転プロジェクトを率いていたエンジニアが参画しており、その経験や知見、技術を活用しながら、一早く社会実装と地方における移動手段の問題の解決を目指し開発とテストを行っています。

本格的な自動運転サービスを実施するには、地域ごとに認可を取得する必要があります。オンデマンド(ユーザーの要求に応じてサービスを提供すること)で住民が必要な時に行きたい場所まで行ける地域の生活の足となるために、これまでに多くの地域で実証実験を行い、自動運転の実用化に向けて体制整備を進めています。

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